こんにちは!モユルデザインです。

夏の気配が立ち込めてきましたが、すっかりコロナの気配も薄らいだこの頃は、お出かけの機会も増えているのではないでしょうか。

  飲み会、セミナーの増加

お取引先様や友人、夫から伝え聞くところによると、「飲み会」も最近はずいぶん復活してきたようです。歓迎会や送別会、懇親会、部内での飲み会、様々な名目での飲み会開催のお話を耳にします(それに関しては、悲喜こもごもあるようですが、個人でやっている者からすると人の集まりは羨ましい限り!)。コロナ禍を経て、そのまま衰退していく文化なのかと思われましたが、やはり人と人とのお付き合い、無礼講で話す時間は大切なのですね。

また、自身の仕事でも、「セミナー」や「催し」の告知物のご依頼が増えてきました。オンラインセミナーがすっかり浸透したと思われていましたが、「展示会」を兼ねた「講演会やセミナー」などは、まだ需要があるようです。コロナでオンライン化が加速して、ますます紙物の需要は減る懸念があったのですが、そういったリアルに人が集まる場所における紙のニーズはまだまだあるなあ、と少し嬉しく思っています。

 

  訪日旅行客の急激な増加

そして、円安の背景で、海外からの旅行客も以前にもまして多く見かけられるようになりました。それに伴い、小売店だけではなく、医療現場にも海外観光客の来訪が多いそうで、早急な紙媒体のニーズが高まっています。押し寄せる観光客に対し、英語や中国語など多言語対応が求められており、そういったご依頼がとても多いです。 (今年3月の訪日客数は308万人超。昨年比で約70%増。統計をとり始めた1964年以降、300万人を突破したのは初とのことです…! 驚くべき勢い…。「草津」では計画断水を行わざるを得ないなど、オーバーツーリズムの影響も耳にするので少し不安な気持ちにもなります*)

最終的にはweb対応が一番理想的なのだと思いますが、「とにかく予算を少なく!とにかく早く!その場で案内できるモノを!」という時には、“機動力”や“即戦力”といった点で「紙の印刷物」が理にかなっているように感じます。

*私自身も実際の現場を目にしたことがありました。少し前に箱根に足を伸ばした時のこと。観光バスが「ここは日本か!?」というほど、人種のサラダボール状態でした。車内はすし詰めの中、山道でものすごく揺られるので車酔いされる方も…互いに言葉が通じない中、ぎゅうぎゅうの車内から外に出るにも一苦労です。。さらには、ICカードの残高不足で出られないという方も(海外の方は本当に現金を持ち歩いていません…)…観光地でこれはなんの苦行か…という状態でした。この乗降客の案内に、運転手さんがたいへん苦労されていて、ほんとうに心が痛みました。(その時はさいわい、車内にいたバイリンガルの方が、案内を申し出られ事なきを得ました) こういったところでも、たとえその場凌ぎでも、何か案内カードを作れたりできないか…など課題を感じました。

 

 人が集まるところに紙モノが役に立つ…!?

こういったことから、自身の狭い範囲の体感ではありますが、「人が集まる場所、リアルで会う場所、対面サービス」がある限り、そこには「紙媒体」は、安価でスピード感のある媒体として、まだまだあり続けるのではないかなと思っております。

 

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